社会福祉法人 立花福祉会

大切にしてあげたい味覚、楽しい食事

「味覚を発達させる“こだわり”の給食」

<食事も子どもの発育に関係します>

子どもたちをとりまく“食”の環境がますます厳しくなっています。輸入食品が増え、その影響もあり、自給率は、カロリーベースで40%を下回っています。食品添加物いっぱいの食品、農薬に汚染された食品、遺伝子組み換え食品など…子どもたちに食べさせたくない食品が氾濫しています。長引く不況でお父さん、お母さんの労働条件がますます厳しくなり時間に余裕がなく、食事を作らなくてもすぐに食べられる調理済み食品なども多く出回っています。それも上記のような食品が使われているものが多いです。舌の表面にある「味蕾」は刺激することによって味覚を感じ、小児期に発達します。なので、この時期の食事内容はとっても大切です。子どもたちには「袋の味」ではなく「おふくろの味」で味覚を育てていってあげたいものです。そして、「孤食」や「個食」が増えている今日、みんなで楽しく食卓を囲んで食事をしてほしいです。きっとそれが、子どもの心と体を大きく成長することにつながります。

<保育園で大切にしていること>

★離乳食は発達月齢に合った調理形態で作り、またその時の体調に合わせて対応していきます。


★子どもたちの「自分で食べたい」という気持ちを大切に7ヶ月頃から手で持って食べられるものにしています。


★季節の食材を取り入れ、薄味で素材の味を生かしていけるようにしています。


★おやつも心のこもった手作りを心掛けています。


★和食中心を心掛けています。


★自然食品、無添加調味料などの安全な食品を使っています。


★アレルギー食(除去、代替食)に取り組むとともに、アレルギーが強いといわれる卵、小麦の使用を控えています。